使わなくなった金庫の処分にお困りではないでしょうか。
タンス預金が細々と注目を集めている今、金庫の利用が増えてきています。昔と違って現在は銀行にお金を預けていても雀の涙ほどにもお金は増えません。大切なお金や貴重品を守るために金庫は欠かせないものです。
金庫は長く使用できるものですので、買い替えで処分が必要になることはなかなかないと思います。
しかし、金庫にも寿命はあります。20年程で買い替えが推奨されているものもあるので、長い目を見れば処分を検討しなければならない日は来るものです。そんな時に処分方法を知っていなければ大変です。
金庫のような大きなものを処分する時、粗大ゴミとして行政に依頼して処分することが多いですが、実は金庫は粗大ゴミとして処分することができません。
とくに、火災から守るために作られた「耐火金庫」は多くの自治体で処分することができません。今回は、そんな頑丈で大切なものを守るための金庫の処分方法について、詳しく解説していきたいと思います。
「この記事を読んでわかること」
目次
金庫を処分する方法は主に4つで、回収してもらうか売却するのが一般的です。業者や自治体で回収してもらう際は有料となることが多いので、買い取ってもらう方がお得です。
しかし、金庫は重要な書類や貴重品を入れるものなので傷があると売れません。ですからお持ちの金庫の状態やご自分の都合に合わせて処分方法を選択すると良いでしょう。
金庫を購入したお店に引き取りを依頼することで、金庫を処分することができます。金庫を扱う専門店ですので、金庫を処分したい場合専門店に任せると間違いはないでしょう。
そのまま新しい金庫を新調することもできるので、買い替えが同時にできます。引き取りのみの場合だと、有料になりますが、新調の場合だと無料で引き取ってくれるお店もあるので、買い替えの時は一緒に引き取りもお願いするといいでしょう。
しかし、金庫は20年使えるものです。場合によってはお店が残っていないこともあります。また、20年も経っているとどこのお店で買ったか覚えていないこともあります。分かる場合は購入したお店にお願いをしましょう。
金庫を専門店で処分してもらう場合あらかじめ、その店舗で引き取りしてもらえるか確認しておきましょう。
実際購入したお店でなくても引き取りしてもらえるお店もあるので、金庫を扱っているお店が近くにある場合は引き取りをお願いしてみると、すんなり処分することができます。
不用品回収業者に依頼することで、自治体で処分することができない金庫を処分することができます。不用品回収業者はどんなものでも引き取ってもらうことができるので、どんなに重たくて大きな金庫でも大丈夫です。
不用品回収業者に依頼をする場合は、悪徳業者に注意しましょう。作業後に法外な金額を請求してきたり、不法投棄をする業者がいたりします。不用品回収業者を探す時は信頼できる業者かどうかしっかりとリサーチをしておきましょう。
不用品回収業者を利用するメリットは、「早く」「ラクに」「手軽に」処分ができることです。金庫は物によっては非常に重くとても一人では運べないようなものもあります。そういった金庫を処分するとなると、大変な作業になります。
そんな時に不用品回収業者に依頼すると、重たくて大変な作業を自分でやらずに済ますことができます。購入したお店に引き取ってもらうにしても運ぶのは自分です。しかし、不用品回収業者は電話をして依頼することで後は全て人任せです。
それに作業に慣れた人がやってくれるのでスムーズに回収してくれます。業者に任せる分お金がかかりますが、その分早く、ラクに金庫を処分できるので、忙しい現代人にとって強い味方です。
不用品回収業者に金庫の回収を依頼する場合の、費用ですがこれは、金庫の大きさや重さによって変わります。家庭で扱われているような膝下くらいのサイズでしたら3000円から5000円ほどで回収してもらうことができます。
一人ではとても運べないサイズになると10000円からの回収費用になります。作業員が増えたり、利用するトラックの大きさが変わりますので、その分金額がかかります。
金庫を扱う専門店に依頼することで処分することができます。先ほど紹介した、不用品回収業者と違って、壊れて開かなくなった金庫の鍵開けなどの、金庫のトラブルを解決するサービスもやっています。
鍵を無くして開かなくなったり、ダイヤル式の暗証番号が分からなくなった時にも利用することができるので、金庫トラブルがある時は金庫専門業者に依頼するといいでしょう。
出張費用や作業員が複数名必要な場合で変わってきます。金庫の大きさによっても変わってきますが、おおむね3000円から8000円と考えておくと良いでしょう。
先ほど紹介した不用品回収業者と依頼することは同じですが、金庫専門の業者を利用することで、金庫のトラブルにも対応してもらうことができます。
鍵を無くしたり、壊れてしまった金庫は開けることができません。不用品回収業者はこういった金庫トラブルは対応してもらうことができません。金庫トラブルがある場合は専門業者に依頼することで、トラブルを解決することもできます。
金庫を処分する場合ほとんどのケーズではお金がかかります。まだまだ使える金庫を処分する場合、お金をかけて捨てることは非常にもったいないことです。
金庫は長く利用することができるものなので、不要になっても使うことができるものの場合、リサイクルショップなどで売ることでお金に換えることができます。
ただし、前述しましたが金庫にも寿命があります。火災から守るために作られている「耐火金庫」は20年経つと耐火効果がなくなると言われています。
耐火効果のなくなった金庫ですと無駄に重いだけの金庫にしかならないので、もともと高価なものでもお金になることはないでしょう。
金庫はリサイクルショップやフリマサイトで売ることができます。リサイクルショップを利用する場合は、お金にはなりますが、金額に期待しない方がいいです。ほとんどの場合高額で買い取ってもらえることはありません。
金庫ですと1000円2000円がいい所です。売れたお金を何かの当てにするようなことはやめておいた方がいいでしょう。
フリマサイトに出品する場合は手間はかかりますが、ある程度のお金にすることができます。価格の設定が自分で決めることができるので、自分が売りたい値段で売ることができます。
価格の設定に自由度がある分、売れるまで時間がかかることがあります。早く処分した場合は、出品する金庫の状態や相場と見比べて適切な金額に設定しましょう。
金庫はデリケートなものですので、購入希望者に出品する金庫の状態は詳しく説明して分かりやすくしましょう。後々不具合が分かると相手の方とトラブルになりかねません。
フリマサイトを利用すると、梱包や発送作業が必要です、慣れていないと面倒なことかもしれませんが、その分リサイクルショップよりはお金に換えることができるので、時間に余裕がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
お金に換えたいけど面倒なことはしないで、手早く処分したい方はリサイクルショップに買取をお願いすることをおすすめします。
前述しましたが、リサイクルショップに買取をお願いする場合は、高額買取はほとんど期待できません。家庭用の膝丈ほどのサイズの物ですと、1000円から2000円。それよりも大きなもので耐久性のある物でしたら、3000円以上で売れることもありますが、買った時よりもかなり値段が下がります。
昼食代くらいしかなりませんので、安くても手早く処分したい方にはおすすめです。フリマサイトに出品する場合は、5000円以上の値段を付けても売れます。耐久性の高いものですと、10000円を超えるものも出品されています。
フリマサイトに出品すると、手間暇がかかりますが、その分お金になって帰ってきますので、お金が入用な方は是非挑戦してみるといいでしょう。
処分方法 | 費用 |
購入したお店に引き取りを依頼する | 3000円~数万円 |
不用品回収業者に依頼する | 3000円~15000円 |
金庫回収業者に依頼する | 3000円~8000円 |
個人で売却する | 梱包・発送費用(送料が高額な場合も) |
購入したお店に引き取ってもらう場合、新たに金庫を買う場合は無料で引き取ってもらうこともできます。引き取りのみを無料でやってくれるお店はなかなかありませんので、金庫を処分する場合はお金がかかるものと考えておいた方がよいでしょう。
不用品回収業者に回収を依頼する場合は、金庫の大きさによって金額が変わります。小さな物でしたら3000円ほどで処分できますが、大きなものほど金額が高くなります。
個人で売却する場合、最終的にはお金に換えることができます。フリマサイトなどを利用する際に梱包や発送が必要になるので、その分費用が掛かります。
金庫を処分する前に確認しておくべきことがいくつかあります。知っておけば金庫をお得に処分できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
業者に金庫を回収してもらうときは大きさと重さをはかりましょう。大きくなるほど処分費用は高くなります。
また、適切な費用がいくらかわかりにくいので複数社に見積もりを取るのがおすすめです。見積もりを取らずに依頼すると、悪徳業者に騙される可能性もあるので気をつけてください。
金庫を査定に出す前に確認しておくべきことは清掃と買取価格の比較の2つです。金庫はメーカーや使用状態によって、買取金額が異なります。
金庫をキレイにしておくと買取額が上がる場合もあります。また、買取相場を確認するために複数社の査定を利用すると良いでしょう。
金庫は頑丈に作られているものなので、半永久的に使えるものに思われますが、金庫にも寿命があります。金庫の耐用年数は日本セーフ・ファニチュア共同連合会によって製造から20年と定められています。
金庫は製造から20年が経つと経年劣化によって耐火効果がなくなってしまうため耐用年数が製造から20年と定められているのです。火災から収納物を守る耐火金庫は気泡コンクリートと言いう水分が含まれたコンクリート素材を使用しています。
火災が起きた時に火災による熱をコンクリートに含まれている水分が気化熱として熱を放出することで、金庫内の温度上昇を緩和しています。このコンクリート内に含まれている水分が、経年劣化によって気化してしまうと、火災が起きた時に中身を守ることができません。
コンクリート内の水分が20年経つと自然に気化してしまうため金庫には寿命があるとされています。製造から20年以上経った金庫は、耐火性能が低下しているので、万が一の火災から収納物を守るために買い替えを考えた方が良いでしょう。
金庫を回収してもらう業者でおすすめしたいのがKADODEです。KADODEは広い地域に対応している回収業者なので、都市部や地方関係なく利用することができます。
また、24時間365日対応可能で、即日対応も請け負っていますので、急いで処分したい場合でも気兼ねなく利用することができます。
不用品回収業者は悪徳業者が多いものです。その点でもKADODEは実績が豊富でリピーターの数もたくさんいるので、安心して利用することができます。
KADODEで金庫の回収を依頼したい場合は、費用は5000円から15000円です。金庫の大きさが大きくなるほど金額が大きくなりますので、依頼をする際は、見積もりで金額を確認しておきましょう。
金庫以外にも回収してもらいたいものがあるとその分オトクです。トラックに乗り切れば回収費用は変わりませんので、金庫単品ではなく回収したもらいたいものが複数あるとその分割安にできます。
金庫の処分方法について解説をしてきました。金庫の寿命は20年ですので、なかなか買い替えることはないと思います。ですが、永久に使えるものではないので、いつかは処分しなくてはいけない日が来るものです。
金庫は粗大ごみとして捨てることは出来ません。いざ捨てる日が来た時に困らないために、あらかじめ金庫の扱いについてきちんと調べておくと良いでしょう!
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