自作パソコンを使っている方は、パソコンケースにもこだわりを持つでしょう。そのため、新しくパソコンを買い替えをする際に、パソコンケースも使わないものが出て来るものです。
この時パソコンケースは、どのようにして捨てれば良いのか戸惑ってしまうこともありますね。パソコンの一部なので、PCリサイクル法に従わなければならないのではないかと考えてしまう方も少なくないでしょう。
そこで、今回はパソコンケースの処分方法4つをご紹介して行きます。パソコンケースだけ捨てたい方、パソコンのパーツも含めて捨てたい方、それ以外の不用品を捨てたい方に向いている方法をそれぞれまとめてみました。
この記事をご覧になることで、すっきりとパソコンケースを捨てられるようになります。
目次
パソコンケースは、デスクトップパソコンの本体と呼ばれている部分です。パソコンケースの中には、HDDやマザーボードなどのパーツが格納されています。
メーカー製パソコンの場合、パソコンケースという認識がないかもしれません。自作パソコンの場合は、パソコンケースにもこだわったものを作ることもでき、いろんな性能やデザインを選ぶこともできます。
パソコンを処分する時には、PCリサイクルマークがついていれば無料回収の対象になります。2003年10月以降に販売されたパソコンは、PCリサイクルマークがついているので確認してみてください。
しかし、PCリサイクル法の対象となるのはあくまでもパソコンです。
パソコンケースだけを処分する時には対象とはならないので、これからご紹介する別の方法で処分をしなくてはなりません。
パソコンケースだけの状態なら、自治体のごみ回収で処分が可能です。パソコンケースは、パソコンのパーツを入れるケースなので普通に自治体で不燃ごみか粗大ごみで捨てられます。
一辺の長さが30㎝を超えるものは、粗大ごみの対象になります。それより小さいものであれば、不燃ごみで出せるわけです。自治体によって、パソコンケースの材質次第で、不燃ごみや金属ごみで受け付けているところもあります。
費用がかからずお得に処分できる方法です。
粗大ごみ対象の大きさになると、回収してもらうためにはごみ処理センターへの申し込みが必要です。粗大ごみの対象になるサイズの基準は、自治体ごとで異なります。判断に迷う場合は、直接電話で問い合わせしてみましょう。
以下の手順で粗大ごみとして回収してもらいます。
費用は数百円程度なので、手軽に利用できる処分方法です。回収以外でも、ごみ処理センターへ直接持ち込みを受け付けている自治体もあります。
まだ新しいパソコンケースなら、売却することも検討してみましょう。自作パソコンに精通している方は、パソコンの買い換えにともなってパソコンケースが不要になる機会もよくあります。
ネットオークションでは、パソコンケースも活発に取引されています。ケースだけなので、気軽に発送できるのも取引を増やしている一因でしょう。
廃棄にお金をかけずに、格安でも売却できるとお得に処分できるのが魅力でしょう。
また、パソコンケースはパソコン買取業者に買取してもらうことも可能です。パソコンケースだけではなく、中古の周辺機器は需要が高いので買取業者も積極的に買い取ってくれます。
ですので、こうした買取業者を利用する際には、パソコンケースだけではなくパソコン本体として査定を受ける方が得策です。パソコンのおすすめ買取業者はこちらの記事で詳しく解説しています。
パソコンケースも汚れや傷があり、さらに格納されているパーツもスペックが低くなってしまったら、丸ごと処分を考えるでしょう。パソコンケースとパーツも一緒に処分したい時には、パソコン回収業者が便利です。
パソコン3R推進協会は、メーカー製以外の自作パソコンの回収も可能です。自作パソコンの場合、PCリサイクルマークが当然ありません。そのため、回収再資源化料金を事前に支払う必要があります。
メーカー製のパソコンなら、メーカーの窓口へ問い合わせして回収をしてもらいます。問い合わせる際には以下の点を確認しておくとスムーズです。
パソコンケースの処分は、不用品回収業者に依頼することもできます。パソコンケースが複数ある場合や処分を急ぐ場合にも最適です。
ただ、粗大ごみで回収してもらうのに比べると手間も時間もかからない分、費用が割高になります。少しでも安く依頼するためには、他の不用品とまとめて出すのがポイントです。
自作パソコンを使い続けている方は、それなりに周辺機器も数々あるでしょう。ケーブルやラックなどがたくさんあってもまとめて回収してもらえるので、一気に部屋を片づけられるのが魅力です。
パソコンケースを処分するのに、お金がかからないのは不燃ごみで出す方法です。そのためには、ごみ袋に入る大きさまで分解する必要に迫られます。
何となくパソコンケースは、たやすくネジで外せると思っている方も多いでしょう。
実際、パソコンケースはリベット接合という方法で構成されています。一度接合すると取る必要がない時に、使われるものです。つまり、パソコンケースは分解する概念が元々ない構造になっています。
そのため、簡単にドライバーでネジを外すのとは違うため分解はとてもやっかいです。ハンドドリルの扱いにも非常に手間がかかると言われています。
想像以上にパソコンケースの分解は、手間と時間がかかり慣れない方にとっては一苦労するものです。数百円を支払って、粗大ごみで回収してもらう方が楽に処分ができます。
パソコンケースがいくつもある時、その他の周辺機器や不用品がある時には、不用品回収のKADODEへお気軽にお問い合わせください。
粗大ごみの回収日まで待てない事情がある時にも、KADODEなら最短なら即日で回収にお伺いできます。断捨離や引越しなどで早急に処分が必要になっても、安心してご利用いただけます。
静音性や冷却性、拡張性が進化してきて新しい製品が発売されているため、保管していたパソコンケースは、結局数年前のものでもだんだんと出番が無くなるのが普通です。
家の中で「いつか使うかもしれない」と思っている不用品もあれば、何なりとKADODEにお申し付けください。
パソコンケースの処分は、パソコンケースとして捨てるのか、パソコンとして捨てるのかによって処分方法が違ってくるので、まず不要になったパソコンやパーツなどを確認しておくのが得策です。
粗大ごみよりもコンパクトにすると不燃ごみで出せるようになるのが定説ですが、パソコンケースの分解は誰もが簡単にできる作業ではありません。
パソコンケースの数やパソコンの処分の有無、その他の不用品の有無に合わせて、ぴったりの方法を見つけて処分を進めてみましょう。煩雑になりがちなパソコン周りを、この機会にすっきりと片づけてみませんか?
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