タバコを吸う際や、物に火をつけるときに重宝するライターの捨て方にお困りの方もいるのではないでしょうか。処分する方法がわからず、家に溜め込んでしまっている人もいるかもしれません。
そこで、今回は使い捨てライターの捨て方、ライターを有効活用する方法をご紹介します。記事を参考にして、ライターを正しく処分しましょう。
目次
ライターはどの自治体でも危険物として扱われるので、液体ガスを使い切らなければ捨てることができません。そのため捨てる前にガス抜きを行いましょう。中身が残っていると着火して、事故が発生するかもしれません。
ライターは自治体で処分することができますが、何ゴミに分別されるかは自治体ごとに異なります。不燃ごみ、可燃ごみ、危険ごみなどお住いの地域で捨て方が変わるため気をつけてください。
基本的に使い捨てライターをゴミに出すときは他のゴミとは別の袋に入れて、「危険」と表示を書きます。また袋は、紙袋ではなく中身が見える透明な袋に入れます。
オイルライターやガスライターは使い捨てライターと分別が異なることもあります。お持ちのライターの種類を確認した上で適切に処分しましょう。
地域ごとにゴミの捨て方が異なるので、必ずホームページを参照してから処分するようにしてください。
自治体 | ライターの捨て方 |
---|---|
札幌市 | 燃やせないごみ |
新宿区 | 金属・陶器・ガラスごみ |
さいたま市 | 有害危険ゴミ |
千葉市 | 有害ごみ |
横浜市 | 燃やすゴミ/小さな金属 |
名古屋市 | 発火性危険物 |
大阪市 | 普通ごみ |
京都市 | 燃やすごみ |
神戸市 | 燃えるごみ(プラスチック製)/燃えないごみ(金属製) |
福岡市 | 燃えるごみ |
お住まいの地域によっては使い捨てライターの回収ボックスが設置されているところもあります。回収ボックスがあれば分解する手間が省けます。
回収ボックスの置かれている地域は自治体のホームページに記載されているので、ご確認ください。以下の地域では回収ボックスを設置しているようです。(2023年1月時点)
ライターのガス抜きをするときに必要なものは以下の3つです。家にあるものですぐに取り掛かれるので楽チンです。
参照:一般社団法人日本喫煙具協会
ライターのガス抜きをするときの手順は次の通りです。周囲に燃えやすいものがないか、風通しが良いか確認してガス抜きをしましょう。
使い捨てライターに入っている液体がなくなればガス抜きは完了です。
使い捨てライターはガス抜きしてから捨てなければいけません。ガスが残っている状態で廃棄すると、火災や爆発事故につながる恐れがあります。
処分したいライターの数が多いと1つずつガス抜きするのが大変なので、以下で紹介する他の方法を参考にしてください。
ライターのガス抜きをすると中身を使い切れますが、もったいないと感じる方もいるかもしれません。確かに、半日ほどかけてガス抜きを行うくらいなら他の方法で処分できないかと考えますよね。
使い捨てライターを有効的に活用する方法をお探しの場合は、以下の3つの方法で処分してみてはいかがでしょうか。
使い捨てライターはタバコを吸う人に譲ることで、最も簡単に捨てることができます。中身が残っているものであれば、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
ライターは郵送できないので、あげる場合は手渡しするしか方法がありません。身近に喫煙者がいなければこれから紹介する2つの方法を選択しましょう。
使い捨てライターをガスバーナーとして使用する方法もあります。ガスコンロの火がつきにくいときにライターを使用し、食材を調理することができます。
小型のガスバーナーに使用できるポケトーチという製品も販売されています。外でキャンプをしたり食材をあぶるときにガスバーナーがあれば重宝するでしょう。
ライターをフリマアプリに出品する方法もあります。しかし使い捨てライターは元値が高くないので、数本出品しても売れない可能性が高いです。フリマアプリを使用する際は、10本以上まとめて売ると購入してもらいやすいです。使いかけのライターは自治体で処分するのが無難でしょう。
一方で高級ライターは人気があるので、フリマアプリで高く売れる可能性があります。chrome heartsといったジュエリーブランド、GUCCIやカルティエ等のファッションブランドで販売されていたライターは数万円で買い取ってもらえることもあります。
ただし、平成23年よりライターを売るときは、PSCマークがついているものに限るといった規制が定められました。フリマアプリを使用したい方は、こちらからPSCマークについてざっくりと確認しておきましょう。
ライターを誤った方法で処分すると、火災事故につながる可能性がありとても危険です。必ずガス抜きをして、適切な方法で廃棄してください。
処分するライター数が多いからといって、以下でお伝えする方法で処分すると身体に悪影響を及ぼすこともあるのでやめましょう。
ライターのガス抜きを方法を知らないと、ハンマーで割ろうとする人もいます。しかし、ガスが残っていると爆発や引火の危険があります。
ですから、中身の残っているライターは上記の正しい手順でガス抜きをしてください。中身にあまりガスが残っていない状態でも、ハンマーで割ろうとすると引火することもあるので気をつけてください。
ガスやオイルが入った状態でライターを分解しようとする人もいます。周りに電化製品やストーブのようなものがあると、引火してしまうのでオイルが残っているライターを分解するのはやめましょう。
ただし、ガスが残っているライターをゴミに出すとごみ収集車で爆発事故が起きるかもしれません。近隣住民や作業員の安全を守るためにも、安全な方法でガス抜きをしてくださいね。
ガス抜きをせず簡単に処分する方法があれば知りたいですよね。使い捨てライターを捨てるときのよくある疑問をまとめています。
壊れたライターの捨て方も紹介しているので真似して処分しましょう。
中に液体が入った状態のライターは、必ずガス抜きをしてから捨てましょう。中身が残ったままライターを処分すると、火災事故につながる恐れがあります。
ライターの中身は点火レバーを押し続ければ出せます。輪ゴムやガムテープで固定するとガスを出し続けられます。
ガス抜きをするときは風通しの良い屋外で行いましょう。また、周りに火の気がないか確認してください。
ガスコンロの近くでガス抜きをすると引火する可能性があり、大変危険です。
100円ライターは自治体のルールに従って処分しましょう。中に液体が入った状態で捨てるのは大変危険なのでやめてください。
ガス抜きをするときは火の気のある場所を避け、風通しの良い屋外で行いましょう。
操作レバーが壊れて通常の方法でガス抜きできないライターは、濡らした布で包みトンカチや工具で叩き割ります。中のガスを布に染み込ませるようにします。ガスが引火する可能性があるので、屋外で作業しましょう。
ライターの本体は自治体の分別に従い、布は燃やすゴミとして処分しましょう。手や身体にガスがついたときは、すぐに水で洗い流してください。
ガス抜きをする時間のない方は喫煙者や知り合いに譲るか、回収業者に依頼しましょう。キャンプやアウトドアでライターを使用する人に譲るのも1つの選択肢です。
未使用のライターは知り合いに譲るか、ガス抜きをして処分しましょう。未使用のオイルライターならフリマアプリ等で売れるかもしれません。
使い捨てライターは定価でも100円程度で、売れても送料で赤字になる可能性があるので処分するのが無難です。
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いかがでしたでしょうか。今回は使い捨てライターの捨て方から、使い捨てライターの有効的な活用方法までご紹介しました。
ライターは自治体ごとに捨て方が決められており、正しい方法で処分しなければ重大事故につながる恐れもあります。自治体で処分する場合は、必ず中身を使い切ってから廃棄しましょう。
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