劣化した包丁や古くなった包丁など刃物を捨てたいと思うものの、危険なものであるためゴミ回収でどう分別されるのか分かりづらい方も多いでしょう。
そのため、不要になったのに刃物が捨てられないままになっているという方も多いものです。
今回は、刃物の安全な処分方法を詳しくまとめました。刃物を捨てる前にすべきこともご紹介していますので、お悩みを一気に解決していただけます。ぜひ、処分の際には活用してください。
目次
刃物は、危険性があるため自治体のゴミ回収で出しにくいものという印象を持っている方もいるでしょう。刃物の分別ルールを守れば、自治体のゴミ回収で出せます。
まず、刃物の処分はお住まいの自治体の分別ルールを確認しましょう。
多くの自治体では、不燃ごみか金属ごみで回収しています。ステンレスや鋼だと不燃ごみだと認識しやすいものでしょう。一方、セラミック包丁は一見プラスチックのようでもあり判断しづらいものですが、陶器からできているので不燃ごみで出すのが普通です。
指定のごみ袋に入れる必要がある場合にはルールを守りましょう。家庭ゴミで捨てられるので、費用はかかりません。分別ルールを確かめた上で、回収日時に指定場所に出します。違う曜日に出してしまうと、誤って子供が触ったり、犯罪に使われたりする可能性がゼロではありません。
他のごみと異なる危険性があることを十分認識しておきましょう。
刃物を処分したい時には、不用品回収業者に依頼することもできます。回収業者は、家電や家具の依頼をする印象が強いものですが、処分に困っている刃物も回収可能です。
自治体のごみ回収日まで待つことなく、刃物を処分したい時に回収できるので非常に便利です。しかも、不用品回収業者なら問い合わせした当日に伺うこともできるので、刃物の処分がスピーディーに完了します。
刃物だけを依頼するよりも、粗大ごみとして出したいものをまとめて回収してもらう方が、お得です。刃物を依頼する時に、気になっている不用品も見直しして見積もりを取りましょう。
まだ使える包丁なら、捨てずに業者やフリマアプリで売却する方法も検討してみましょう。
購入価格の高かった包丁なら、価値を正しく査定してもらうためにも、刃物専門の買取業者がおすすめです。
安価なものとは違い、銘品となると思いがけない価値があります。価値の判断が素人では分からないために、安く買いたたかれてしまう可能性もあるものです。
そのためにも、刃物に精通している専門買取業者に相談してみてください。
たとえば、刃物買取屋では上記の3つの買取方法があります。ただ、刃物という性質上、宅配買取や出張買取が利用しやすいでしょう。
なぜならば、店舗買取の場合に刃物を持ち込む行為でも、その間の経過時間によっては「銃刀法違反」になる可能性があるためです。
- 銃刀法22条の規則では、刃の長さが6㎝を超えると刃物携帯は禁止されています。
第22条 何人も、業務その他の正当な理由による場合を除いては、内閣府令でさだめるところにより計った刃体の長さが6㎝をこえる刃物を携帯してはならない。
引用:銃刀法22条の規則より
LINE査定やメール査定も手軽に対応しているので、高価な刃物を持っている方は、処分する前に査定だけでも受けてみるのがおすすめです。
手軽に出品できるフリマアプリを活用する方法もあります。こちらは、買取業者の買取品目になっていない刃物でも出品可能です。
安価なものからブランド包丁まで自由に価格をつけて出せます。ただし、取引の際により正確に刃物の状態や切れ味などを写真や文章で伝えるようにしなくてはなりません。
トラブルを防ぐためにも、刃物の状態を詳しく伝えるようにしてください。また、梱包方法も刃物だけに注意を払った上で行う必要があります。
刃物は使えなくなったとしても、素材をリサイクルできます。刃物のリサイクル回収を利用してみる方法も便利です。
上記のお店で、刃物のリサイクル回収に協力しているところがあるので、手軽に持ち込みできます。残念ながら、刃物回収箱を設置しているお店は限られています。最寄りにお店があるかどうかは、刃物回収箱一覧で探してみてください。
その他には、刃物の廃棄を郵送で受け付けているアルスコーポレーションという会社があります。送料の負担はかかりますが、リサイクル料や廃棄手数料はかかりません。
包丁を捨てるのにはタイミングの見極めを知っておくと便利です。切れ味が悪くなった刃物は、上手く研ぐと切れ味が良くなるので捨てるべきではありません。
刃物の柄が取れているなら、完全に買い替えの時期です。柄は交換が可能ですが、交換するほどに刃が高品質なものかどうかも確かめておきましょう。よほど高級な包丁でない限り、結局買い替えをする方が得策になります。
柄がぐらついている場合も、包丁を使うには危険です。柄の状態に不具合が出たら、高級な包丁以外であれば包丁を捨てるタイミングと考えてください。
刃の切れ味が悪い時には、砥石で研ぐと復活できます。刃の欠けがわずかなら欠けていても使用にそれ程問題はありません。
しかし、刃が大きく欠損していると研ぎづらく、使用するにも使いづらさもでてしまうので思い切って処分をしましょう。
ここからは、刃物を安全に捨てるためにすべきことをご紹介します。捨て方に配慮をしないと、刃物だけにとても危険です。
まず、忘れてはいけないのが包丁の刃を潰すことです。刃を紙やテープで巻いていても、もし誤って刃物を落してしまうとケガをする可能性があるからです。
刃を潰すには、コンクリート・ブロック・石にこすりつけたり、金槌で叩いたりするだけでもできます。刃を潰す際には、鋭利になっている刃先も注意深く行ってください。
捨てる本人はもちろんのこと、危険な刃物の回収を行うスタッフを危険から守るためにも大事なことです。
包丁は、刃を潰したら安心というものでもありません。刃を包んでできるだけ安全に処分をする必要があります。
作業前に、上記のものを準備しておいてください。
包丁の梱包が終わったら、刃物は他のごみとは別にして出すようにしましょう。たとえば、不燃ごみの中にいきな刃物が紛れ込んでいると、いくら梱包しているとはいえ危険性があるからです。
自治体によっては、他のごみと一緒に入れても可としているところもあります。たとえば、仙台市では、包丁やハサミは「家庭ごみ」に分別されますが、指定袋に「危険」と記載することで他のごみと一緒に入れられます。
自治体の指定のごみ袋に入れると決まっていれば、刃物だけ単独で入れるのが無難です。また、指定袋以外で出せる場合でも、判別しやすくするために透明か半透明の袋に入れて出しましょう。
刃物は、梱包が終わったらすべきことがあります。
刃物の梱包後にすべきこと
ごみに出す際に、スタッフに分かるように赤いマジックで大きな文字で上記のように書いておきます。
自治体次第では、この記載の仕方まで決められているところもあるので従ってください。
刃物の処分は、危険なものだけに躊躇してしまう方も多いでしょう。いつの間にか、切れ味の悪い包丁をいくつも保管しているケースもありませんか?
刃物を安全にしかも楽に処分するなら、不用品回収のKADODEにお任せください。電話やメールで問い合わせいただければ、最短なら当日にお伺いします。
処分に困ったいる刃物が複数ある場合でも、KADODEでは心配なく回収させていただきます。お客様から直接、スタッフが回収しますので刃物が第三者の目に触れることすらありません。
また、刃渡り30cm以上ある場合、粗大ごみなのか不燃ごみなのか分かりづらいのではないでしょうか?そのような時でも、KADODEなら刃物の数やサイズに関係なく回収できるので安心です。
もちろん、刃物だけではなく大掃除や断捨離などで捨てたかった不用品も一緒に回収させていただきます。お見積りは無料・即日対応も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
お伝えしてように、刃物の処分は4つの方法から選べることがわかりました。刃物の品質や購入価格によっては、お得に売却することもできます。刃物を捨てる時に、「何ごみで出したら良いのか?」「捨てる際にどのように梱包すれば安心なのか?」という悩みに直面します。
ご紹介した手順で正しく捨てられるので、もうこれからは安心して刃物を処分できます。また、安全な捨て方を理解しておけば、ケガや事故を防ぐことも可能です。
また、安心して任せられる不用品回収業者への依頼も非常に便利なので、お得なプランを活用して他の不用品と同時に処分するのも効果的です。
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ご活用いただけます。
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