ほとんどの家庭に常備されているであろう食器。皆さんは、この食器がデザイン、利便性や割れてしまったことなどを理由に、不必要となってしまったことがあると思います。
特に引越しや大掃除などがあると、ますますそういった機会は増えますよね。さて、皆さんはこれらの食器の正しい処分方法をご存知でしょうか?
ただ、燃えないゴミに出すだけではなく、実は食器の処分一つといっても様々な種類の処分方法があります。この記事では実際に食器を捨てる際の捨て方、まだまだ使える食器の再利用方法を紹介していきます。
この中から、ご自身の状況に最も適した方法で食器を処分できるといいですね。
早速食器の捨て方を紹介していきます。まず、いざ食器を捨てるにあたって頭に入れて置かなければならないことがあります。
それは、ただなんでもかんでもゴミに捨てればいいというわけではなく、種類別に捨て方を変えていかなければならないということです。食器によって素材が異なるため、その素材の種類によって捨て方も異なります。
したがって、ここでは食器の素材の種類別で捨て方をご紹介していきます。種類によって注意しなければならないことも異なるため、それぞれ確認が必要です。
家庭で最も多いのが陶磁器・ガラス製の食器です。こちらは一般的に燃えないゴミ扱いとなります。
必ず、新聞紙に包む、箱に入れる、透明な袋に入れて品名や割れものと書くということをするようにしましょう。回収日が月に1度や2度のところが多いので、捨てる機会を逃さないようにしたいですね。
金属製の食器は金属ゴミとしての処分が必要です。金属製の調理器具も当てはまります。
熱伝導が良くさびにくいことから、多くの鍋やフライパンなどに使われる素材です。ですがほとんどの自治体が30cm以上の食器を粗大ゴミと定めているためサイズを確認してから捨てましょう。
また、自治体によっては燃えないゴミと定められているところもあるため注意が必要です。
軽くて割れにくいことから、お皿・コップ・鉢・子供用食器などに使用頻度が高いプラスチック製の食器。プラスチック製の食器はプラスチックのゴミ、もしくは燃えるゴミとしての扱いになります。
自治体により名称や扱いは異なるため確認が必要ですが、原則日常的に出るプラスチックと同じ要領で処分可能です。
1辺の長さや径が一定以上大きい場合は粗大ごみ扱いとなります。回収が月1度、2度しかない自治体や事前に予約が必要な自治体もあるので、30センチを超える場合は注意するようにしましょう。
食器をただ捨てるだけでなく、他の方法で処分することもできます。下記では食器を無料で処分する方法をご紹介します。
まずは流行りのフリマアプリで処分する方法です。出品方法はとても簡単で慣れてしまえば、1品5~10分で出品可能です。
売れるまでの時間は物によりますし、売れるか売れないかどうかも分からないため、引越しなどですぐに処分が必要な人には向いていないかもしれません。
フリマアプリは非常に気軽に出品できるので、色んな商品を探している人が検索してページを訪れます。時間に余裕がある場合は売れるまで気長に待つことにしましょう。
出品する際は送料や梱包代、事務手数料なども計算して値段設定を行うようにしましょう。割れ物が多いかと思いますので、買い手の方のことを考えて梱包には十分注意しましょう。
また販売したあとのトラブルを避けるため、食器の現物の状態が正しく分かる商品画像や商品説明など、細かく詳しく記載するように心がけましょう。
知り合いの中には、食器を必要としている人がいるかもしれません。人づてに聞いたり情報収集して、食器を欲しがっている人を見つけましょう。
引越ししたての人が狙い目かもしれませんね。
フリマアプリと似ていますが、オークションサイトに出品するという方法もあります。ヤフオクなどのオークションサイトが一般的で、落札金額や入札期限は自分で設定できるため、引越しなどの都合がある人にも適しています。
オークションサイトは業者の出品も多く、一般的な食器よりブランド品やアンティークものの需要が高いので、値打ちのある食器を処分したい方にはオススメの処分方法です。
値打ちのない食器だとずっと売れ残ったままで買い手がつかないこともあるのでその点は頭にいれておきましょう。ただ、自分の出品したものがいくらで落札されるのか、入札期限までわからないという楽しみがあるためゲーム感覚で処分を楽しめるというメリットもあります。
リサイクル業者に依頼をするという方法もあります。この方法の中には実際にリサイクルショップに持ち込む、もしくは配送して買取金額を振り込んでもらう方法とあります。
配送のやり方は極めてシンプルです。電話やネットでの申し込みが完了すると、段ボールなどの送付グッズが届くので品物を詰めて送るだけです。その際、運転免許証などの本人確認書類のコピーが必要です。
事前に買取金額を見積ってもらい、納得感のある業者を選びましょう。また、リサイクルショップで売るためには、箱があるものやセットものなら数が揃っているもの、新品のものなど条件が設定されているところもあります。
そのリサイクルショップのHPを確認したり、直接問い合わせるなどして事前にチェックしておきましょう。
バザーやフリーマーケットが直近で開催される予定があれば、それに出品してみるのもいいです。地元のフリーペーパーや市区町村のホームページなどでバザーやフリーマーケットの開催情報をチェックしてみましょう。
自分でお店を開くようなものなので、申し込みをしたり品物を会場まで運んだり値札をつけたり、自分でやらなくてはならないことが多いです。
ですが今まで自分が大事に使ってきた食器をどんな人に使ってもらえるか直接見ることができたり、お客様とのコミュニケーションを楽しんだりできるのも醍醐味です。
注意点としては出店料がかかる場合もあり、主催団体によって異なるため確認するようにしましょう。
最後に、寄付をするという方法があります。災害などの支援品としてや、リサイクル団体や海外支援団体などで食器の寄付を受け付けていることがあるのです。
品物の送料は自己負担で利益はありませんが、何かの役に立てるのであればいいですよね。ちなみに寄付品は原則新品なので状態の良いものを送りましょう。
費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収は不用品を処分する際に便利なサービスです。
産業廃棄物の回収ができる、家電リサイクル法4品目の回収ができる、そして、食器などの処分を受付してくれる不用品回収業者など、多岐に渡ります。不用品回収業者を利用するメリットは、自分で処分する必要がなく時間がかからないという点です。
フリマアプリやネットオークションなどで長い間売れなかった食器や、引越を急いでいる際に食器を大量処分しなければならない、壊れた食器がある場合は不用品回収業者が対応してくれるため、最終手段として取っておくのもいいでしょう。
また、引越などで先を急いでいる際、なんと即日回収に対応してくれる業者も多いため非常に便利です。ただ、不用品回収業者に依頼すると費用がかかってしまうため、買取査定を行ってくれる業者を選ぶといいです。
万が一買い取れるものがあれば、回収費用と相殺することができるため査定だけでもしてもらうといいかもしれません。相場費用は地域や利用される業者によって差がありますが、平均は大体下図のようになっています。
持ち出す不用品によっては、家の中から出すことができず、ベランダなどの開口部の大きい窓から持ち出さなければならな買ったり、大きなものを運び出す際はクレーン車の手配が必要だったりするため、費用相場は高くなります。
食器などは作業員が手作業で作業を行う分野なので、相場費用通りに作業が行われます。この費用相場を念頭において事前に見積もりを取っておくことで、どこの業者が一番安く引き取ってもらえるかも知ることができます。
可能な限り複数社の見積りをとり一番安いところや条件が揃っているところにお願いできるといいですね。
処分費用の安い方法で食器を捨てようと考えている方もいるでしょう。そこで、食器を処分するときの費用の目安をご紹介します。
上記でご紹介した方法であれば、手数料や送料はかかりますが、食器の処分費用自体は無料です。しかし、食器の状態が悪いと、引き取ってもらえません。
不用品回収業者に食器の処分を依頼する場合、業者ごとに料金プランが異なります。食器のみの回収を受け付けている業者であれば1,000円〜2,000円ほどで引き受けてもらえるところもあります。
割れた食器は割れていない食器と異なり、捨て方に注意しなければならないことがいくつかあります。必ず割れた食器は厚紙や新聞紙にくるみましょう。
そして「ワレモノ」や「キケン」ときちんと記載して捨てるようにしましょう。
不要になった食器の捨て方、処分方法はいかがでしたでしょうか?誰もが、使っている食器が要らなくなってしまったこともあるでしょう。
その際、ただ捨てるだけではなく、別の必要な人に譲ったり売ったり、寄付したり様々な処分方法があることが分かりました。自分にとってどの処分方法が適しているか考え、その処分方法における注意点や予算にしっかり気を付けながら、食器を処分してみて下さい。
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