普段、あまり捨てる機会がないキャビネット。家具の買い替えや、オフィス整理など、捨てる理由は様々ですが、そもそもキャビネットは分別する必要があるのか、どうやって捨てればいいのか。などその方法については意外と知らない方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな、判断に難しいキャビネットの処分について、正しい捨て方についてご紹介していきます。
「この記事を読んでわかること」
目次
収納家具として便利なキャビネットは、オフィス、キッチン、リビングなど、生活の様々なシーンで使われています。その種類もまた、シーンに合わせて豊富にあります。一口にキャビネットを捨てると言っても、材質によっては捨て方を選ぶことも。
まずは、捨てるキャビネットがどんな素材のものであるかきちんと理解しておくことが重要になります。
両開き型や、スライド型など種類が様々ですが、殆どの場合はセキュリティの安全性を考慮して扉付きのキャビネットが多く利用されています。
スチール製が殆どなので木製のものに比べると大きさのわりに重量がなく、丈夫なのが良いところ。書類の整理などに利用されるような引き出しがクリアなタイプであれば重さもより軽量です。
ただし材質の問題上、解体が難しいのが難点です。ゴミとして処分する場合には、そのまま運び出して捨てる必要があります。
家庭用キャビネットは、本や、アクセサリなどのディスプレイ用であればオープンタイプ、プライベートな物や、食器などの収納は扉付きタイプのものなど、用途によって種類も様々です。
最近のものでは、自宅で簡単に組み立てられるタイプもあるので、処分の時でも楽に解体できます。スチール製のキャビネットに比べると、重量は重く、物によっては一人以上で運び出しが必要になるでしょう。
ヴィンテージ調のキャビネットや、キッチンなどで利用されるキャビネットは、ステンレス製の家具が殆どです。丈夫で長く使えるのがステンレス製家具の特徴です。オープンタイプのものであれば重さは比較的軽く、持ち運びに困ることはありません。
ステンレス製のものは不燃物として捨てることができますが、キャビネットのような大きさのものは地域によっては粗大ゴミとして捨てなければならないことも。自治体により捨て方が異なるので注意しなければなりません。
思い入れのあるものや、価値の高いキャビネットの場合、ただ捨てるというのも勿体ないですよね。そんな場合には、フリマサイトを利用すれば、自分の希望価格でキャビネットを出品することが出来ます。
また、買い手が現れた場合にはちょっとした収入にもなるので、お得に処分することが出来ます。
フリマサイトでキャビネットを商品として売るには、劣化も少なく、年式も浅いものであれば売れやすいでしょう。とはいえ、利用者の殆どは個人で利用されているので、インテリアを重視している傾向にあります。
他も家具とも合わせやすいシンプルなキャビネットや、デザイナーズ家具であれば、売れやすいでしょう。
フリマサイトの場合、商品の送料を「自己負担」「購入者負担」の2つを選ぶことができます。しかし、懸念される点としては送料が高くかかってしまうというところです。
殆どの場合、県を1つ超えるだけで5,000円以上の送料がかかってしまいます。大きさのあるものや、重量があるものによっては10,000円以上することも。送料、商品金額の合計を考えると、購入者がキャビネットを買うケースはかなり低いというのが懸念されるところです。
リサイクルショップでは、家具の種類に限らず買取を依頼することができます。「売る」という形で処分するにはリサイクル業者に依頼するにはオススメの方法です。
リサイクル業者に回収を依頼する場合、出張で回収を依頼するか、自分で持ち込みをして回収してもらうかの2つの方法があります。
「出張回収を依頼する場合」
キャビネットを買取で回収しに来てもらう場合、出張費がかかってしまうことがあります。持ち込みをしなくてもいいという点では手間が省けて楽になりますが、買取で得られる収入は出張費用で相殺されてしまうという点に注意が必要です。
「持ち込みで回収を依頼する場合」
自分で持ち込みをした場合、出張費用がかからないので、その分収入で得られる金額は増えることになります。車で運べるサイズのものであれば持ち込みで回収を依頼するのが良いかもしれません。
リサイクル業者を利用するメリットとしては、フリマサイトや、自分で処分をすることに比べて、「手間」と「出費」を抑えられるということです。出張費は、運送会社に比べると比較的に安く抑えられているので、回収を依頼する方が出費を抑えることが出来ます。
また、そのままの状態で回収してもらえるので解体をする必要がありません。大きさや重さがあるようなキャビネットの場合は、リサイクル業者を利用する方が良いでしょう。
リサイクル業者を利用する際のデメリットとしては、キャビネットの状態によっては買取できない場合があるという点です。フリマサイトと同じく、劣化が激しいものや、年式が古いものは買取をしてもらえないことが多いため、回収のみになります。
出張買取を依頼する場合は、費用だけがかかってしまうこともあるので注意が必要です。
捨てるだけなら、出来るだけ費用を抑えたい!と考えることも少なくありません。粗大ゴミとして捨てることが出来れば、回収業者に依頼するより費用を抑えることができます。
粗大ゴミとして捨てるには自治体の認可している回収業者に回収を依頼することになりますが、一般的な不用品回収業者とは異なり、制限が多く規定に従って捨てなければなりません。
ここからは一般的に粗大ごみとしてキャビネットを処分するのにかかる費用と、捨てられるサイズはどこまでなのかを紹介していきたいと思います。
キャビネットの場合、処分する際の費用は大きさによって料金が決められています。殆どの場合は5段階ごとに料金が決められておりますが、地域によって異なりますので自治体のホームページを調べておくと良いでしょう。
サイズ | 費用 |
1m未満 | 800円前後 |
2.5m~3m未満 | 1200円前後 |
3.5m~4m未満 | 2400円前後 |
4m~4.5m未満 | 2800円前後 |
大きさは、「高さ」+「幅」+「奥行」の合計で決められているので自治体に回収を依頼する場合は事前に家具の大きさをはかっておく必要があります。
高さ、幅、奥行きの合計が5m未満のサイズのみ粗大ゴミとして扱われるため、食器棚のような大型サイズの場合は回収されない可能性があります。規定のサイズ以上のものを粗大ゴミとして捨てた場合、回収されないまま放置されてしまうので注意しておきましょう。
トラックで回収を行なっているため、他の粗大ゴミとかさばらない様に解体すれば、回収を受け付ける場合もありますので、サイズを確認するときは解体したものが含まれるかどうか事前に確認しておく必要があります。
粗大ゴミとして、キャビネットを捨てる場合、解体をしないと受け付けてもらえないケースがあります。当然、解体は自分でしなければなりません。ここからは、キャビネットを自分で解体して処分する方法についてご紹介していきます。
解体が簡単なキャビネットは、組み立て式キャビネットでしょう。他の家具に比べて、一般向けのドライバーなどの工具を2種類ほど持っていれば、組み立てが簡単に出来るよう設計されています。
そのため、取り外しも専用の工具で解体する必要がありません。一般向けにつくられていることから、大きさや、重さがないので女性でも解体しやすいと言えます。
一般ゴミとして捨てられる素材は、「金属・陶器・ガラス」製以外になります。上記以外の素材であれば、キャビネットも一般ゴミとして捨てられる可能性はあります。
ただし、大きさはゴミ袋に入るサイズと限られている為、50〜30cm未満にまで解体する必要があります。
簡単にキャビネットを捨てるには不用品回収業者に依頼するのが一番効率的な方法です。解体する必要もなく、分別する心配もないので楽に処分することが出来ます。とにかく早く処分したい方、運び出しに困っている方は回収業者を知っておいて損は無いです。
まずは、不用品回収業者を利用した場合のメリットや、その手順についておさえていきましょう。
不用品回収業者を利用するメリットとしては、「手間」と「時間」を省ける点が挙げられます。専門の回収業者なので、解体から運び出しまで全て行ってくれます。
オフィス整理や、引越しに伴う不用品整理など家具をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのが一番です。
KADODEは不用品回収を専門とした回収業者ですが、それ以外にも、清掃や買取など幅広いサービスを提供しています。他と比べて、サービスが豊富で柔軟な対応をいたします。
回収と合わせて買取を依頼することも可能なので、費用を抑えることが出来ます。
「KADODEへの依頼手順」
問い合わせフォーム、または電話にて、見積もりの依頼をします。
回収品・部屋の場所・階数などから最適なプランを選んでいきます。無料で見積もりができるので安心して相談できます。
トラックが空いている日から、都合の良い日程を予約します。空きがあれば即日対応も可能です。
不良品の回収を行ってもらいます。回収品の計測を行い、正確な料金を案内してくれるので、無駄な費用を払う心配がありません。
回収作業後、クレジットカード決済にて料金を支払います。買取も依頼している場合は、作業料金から買取金額の差額を支払う流れとなります。
回収してもらう不用品は、分別する必要はありません。ただし、生ゴミ、液体類、食器類、土、砂、汚物、生木などは回収してもらえないので、注意が必要です。回収品の中にこれらのものが混在していないか、事前に確認しておきましょう。
またキャビネット以外にご家庭で不要になった日用品を処分したいという方はこちらの、本棚を処分するの記事もあわせてご覧ください。
いろいろな処分方法をご紹介した中で、結局どれを選べばいいのか分からない。という方に向けて、ここからはKADODEを利用するのにおすすめの人にがどういうケースの人かご紹介していきたいと思います。
「KADODEがおすすめな人」
とにかく直近でキャビネットを処分したい方にはKADODEを利用することをオススメします。フリマサイトや、自分で処分をするのに比べて、時間をかけずに手っ取り早く処分することができます。24時間、即日対応も可能なので、緊急で処分しなければならない場合にも対応してくれます。
車がなく持ち運びが困難な場合は、とにかくキャビネットなどの家具は持ち運びが出来ないことには、処分ができないのでKADODEに依頼するのが良いでしょう。トラックで回収してくれるので、ある程度大きさがあっても安心して処分できます。
女性の一人暮らしや、お年寄りで重いものが運ばない場合にもKADODEであれば、解体から運び出しまで全て業務の方が行ってくれます。定額パックのプランを選べば、2名のスタッフで運び出しをしてくれるので、床や壁を気づつける心配もなく、スムーズに回収してくれます。
費用がどれだけかかるか心配な場合でも、無料で見積もりで相談できます。豊富なプランが提供されているので、荷物量に合わせて費用を抑えることができるのも嬉しいポイント。プランをカスタマイズすることもできるので用途に合わせて回収を依頼することができます。
いかがでしたでしょうか。キャビネットを捨てるだけでも沢山の手順や、決まり事があることが、お分かり頂けたかと思います。
例え、たった一つ家具を捨てるだけでも正しい捨て方を知っておくだけで、「どこに」「どうやって」捨てればいいか、計画に余裕を持って処分することができます。
キャビネットに限らず、少しでも捨てようか迷っている物があれば事前に調べみて下さいね!
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