体にフィットし快適なビーズクッションですが、古くなると体を包み込んでくれる弾力性が低下し座り心地も悪くなります。また洗えないタイプのビーズクッションは、だんだんと汚れが蓄積しニオイが気になるという方も多いようです。
使用頻度によりますが、ビーズクッションの寿命は3〜6年です。快適に使用できる時期を過ぎたら処分を考え始める方も多いですが、どうやって捨てればいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。
ここではビーズクッションの捨て方を紹介します。ご負担が少ない方法から無料で捨てるの方法までありますので、ご自身に一番合う方法を選んでください。
目次
ビーズクッションの簡単な捨て方を紹介します。捨て方は次の5種類です。
それぞれについてさらに詳しくご紹介します。
ビーズクッションを粗大ゴミとして処分する方法があります。粗大ゴミの定義は各自治体によって異なります。多くの自治体では30cm以上、または50cm以上のものは粗大ゴミとして処分しなくてはいけません。
例えば大阪市では「容器包装プラスチック」、渋谷区では30cm以上のクッションは「粗大ゴミ」とされています。
粗大ゴミとして排出する方法は自治体ごとに変わりますが、大まかな流れは下記の通りです。
排出するのは朝8時まで、前日の夜に排出できません。粗大ゴミ処理券は、400円前後が一般的です。
自治体 | 分別 | 料金 |
---|---|---|
世田谷区 | 粗大ごみ | 800円 |
横浜市 | 粗大ごみ(50cm以上のもの) 燃やすゴミ(50cm未満のもの) |
500円 |
大阪市 | 粗大ごみ | 200円〜700円 |
福岡市 | 粗大ごみ | 300円〜1,000円 |
名古屋市 | 粗大ごみ(30cm以上のもの・袋にビーズクッションと張紙をする) | 250円 |
札幌市 | 燃やせるゴミ(有料) | 500円〜900円 |
さいたま市 | 燃えるごみ・カバーは繊維(90cm未満) 粗大ごみ(90cm以上) |
550円 |
川崎市 | 粗大ごみ(30cm以上のもの) | 200円〜1,000円 |
広島市 | その他プラ(ポリ袋に入れて出す) | 無料 |
ビーズクッションを解体してカバーや内袋、ファスナー、中身(ビーズ)を分別すれば一般ゴミとして排出できます。30cm以下の小さいビーズクッションも普通のゴミとして処分できます。
カバーの布部分は燃えるゴミまたは資源ゴミ、中身は燃えるゴミまたは燃えないゴミ、プラスチックゴミ、ファスナーは燃えないゴミです。ビーズクッションの中身がこぼれると回収作業に支障がおきるので、自治体ではゴミとして排出する際に袋に入れてほしいと住民に呼びかけています。
なかには解体せず粗大ゴミでの処分を推奨している自治体もあります。ビーズクッションの捨て方は、自治体によって異なるので公式サイトまたは電話で確認してください。
ビーズクッションをフリマアプリに出品して処分する方法もあります。人気のメーカーで状態が良ければ、売れるかもしれません。
フリマアプリの登録や出品は無料なので売れなくても損をすることはありません。しかし、売れたら手数料や配送料(※出品者負担の場合)がかかるので、損をしないためにも安すぎる価格を設定しないようにしましょう。
数年使用していたり、臭いがついていたりするビーズクッションは状態が悪いため、高値では売れません。自治体や回収業者に依頼して処分してもらうのがおすすめです。
リサイクルショップや出張買取を利用して処分することも可能です。ヨギボーや無印良品などのメーカーは中古でも人気があります。
使用頻度が少なく状態が良いものは売却できます。ただし、業者に査定してもらうので、フリマアプリよりも買取基準が厳しくなる場合が多いです。
最近ではLINEやオンラインで無料査定できるサービスも増えています。お店に持ち込んでも売れなければ持ち帰ることになるので、LINE査定や出張買取を利用しましょう。
民間の不用品回収業者に依頼する方法でビーズクッションを処分できます。不用品回収業者ならビーズクッションだけではなく、ベッドマットや家具類、電化製品などなんでも回収しています。
ビーズクッション以外にも不用品があれば同時にすべて回収します。自宅から運び出す必要もなく、自宅から持っていってくれるので大きめのビーズクッションでも問題ありません。
無印良品やニトリで購入したビーズクッションってどう捨てればいいの?とお困りの方はいませんか。
販売店やメーカー別にビーズクッションの捨て方をまとめたので、簡潔にどの方法がいいのか知りたい方は参考にしてくださいね。
結論、無印良品のビーズクッション(体にフィットするソファ)を捨てるときは、自治体のゴミ回収か不用品回収業者を利用しましょう。
無印良品では新たに商品を購入した方を対象に引き取りサービスを実施していますが、ビーズクッション(体にフィットするソファ)は引き取り対象外となっています。
自治体の粗大ゴミに出す方法はお住まいの地域によって異なりますので、自治体のホームページをご確認ください。
ニトリのビーズクッションは自治体のゴミ回収か不用品回収業者に依頼して処分すると良いでしょう。
ニトリでソファやベッドなど新しい家具を購入する予定のある方は、条件に該当した場合のみ有料で引き取りサービスを利用できます。
ただし、配送員が屋内に設置する商品を購入した方のみ利用できるサービスなので、ビーズクッションの購入では古い品物を引き取ってもらえません。
ヨギボーは分解すれば普通ゴミとして処分できますが、パーツごとに分類する必要があります。カバーやビーズは燃えるゴミ、ジッパーは不燃ゴミに分けられる地域が多いです。
解体するのが面倒な場合は粗大ゴミとして処分しましょう。自治体のゴミ回収か不用品回収業者を利用すると、手間がかかりません。
ビーズクッションは、無料で捨てることが可能です。しかし気をつけないとトラブルの原因になります。次の2点に気をつけて解体し、処分してください。
クッションに入っているビーズは、メーカーにもよりますがポリスチレンが原材料になっているものが多いようです。ポリスチレンは、日本スチレン工業会によると人体には無害のプラスチックです。たとえ誤って口に入り飲み込んでしまっても、体外に排出されます。
しかし、ポリスチレンは発泡スチロールの原料です。静電気を帯びて取り扱いにくく一度バラバラになると掃除が大変です。掃除機でもうまく吸引できず、吸引しても掃除機が故障する場合があります。
そのためクッションから中身を取り出す際に、飛び散らないようにしてください。もし飛び散ってしまったら粘着カーペットクリーナーを利用しましょう。
換気の良いペットや子供がいない場所を選んで作業をしてください。クッションに入っているビーズはかなり細かく散乱すると誤飲の原因になります。ポリスチレンは安全性を確認している物質ですが、小さなお子さんやペットの場合は危険です。ちゃんと飲み込めず窒息してしまうかもしれません。
また内袋の中にカビが生えている可能性もあります。カビの胞子が飛び散ると有害ですから、作業者自身もマスクの着用が必須です。体の小さなお子さんやペットにはかなり有害ですので、場所を選んで作業をしてください。
ビーズクッションは解体すれば一般ゴミとして無料で処分可能です。ビーズクッションの中身を取り出してビーズと布に分別します。ただし、分別の際に中身であるビーズが飛び散らないようにしましょう。飛び散ってしまうと静電気でうまくまとめらず、掃除が大変です。
作業の手順は次の通りです。事前にペットボトルとカッターナイフ、ガムテープを用意しておきましょう。中身が飛び散らないように筒状のものが必要です。今回はペットボトルを使う方法をご紹介します。
ペットボトルの筒を使うことで中身が飛び散ることを防止します。分別したら自治体の指示に従って、燃えないゴミ、燃えるゴミなどの日に排出してください。
KADODEでは、ビーズクッションを回収しています。ビーズクッション以外に不用品がある場合は、軽トラック積み放題でリーズナブルに家の中にある不用品を処分できます。
24時間年中無休で電話の受付をしているため、隙間時間に電話で問い合わせが可能です。特に次のような要望をお持ちの方はKADODEをご利用ください。
またKADODEでは買取も行なっています。まだ新品なのに利用しないものがあればどうぞお申し付けください。出張による見積もりは無料です。もし料金にご納得いただけない場合はキャンセルしても費用は発生しません。
電話・LINE・メールでも概算をお伝えすることも可能ですのでお気軽にご相談ください。
スタッフからのコメント
ビーズクッションや衣装ケースを回収してほしいとご依頼いただきました。ビーズクッションはサイズが大きく、使用していないと家の中でもかさばってしまいます。ご依頼いただいたお客様より家の中がスッキリしてよかったですとのお言葉を頂戴いたしました。
ビーズクッションの捨て方について解説しました。ビーズクッションの捨て方は以下の通りです。
一般ゴミとして出す方法は無料ですが、ビーズが飛び散ると掃除が大変になりますので細心の注意を払って行なってください。
この3つの中で最もご負担の少ない方法は、民間の不用品回収業者への依頼です。もし不用品回収業者へ依頼するならぜひKADODEもご検討ください。
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