大台町は三重県の中部に位置し、東西に細長く広がっています。
約90kmに及ぶ県下最大の河川「宮川」が町内を横断し、総延長の3分の2が町を流れています。
西は奈良県川上村・上北山村に接し、日本三大峡谷の一つである大杉峡谷がその境界です。
宮川上流域となる町の西部は1,000m級の山々に囲まれた純山村地域、
宮川中流域となる町の東部は、茶畑・田んぼが広がる農村地域です。
西部は吉野熊野国立公園に指定されており、町土の約90%以上を森林が占めます。
大台町は町の全域の一部がユネスコエコパークに登録されている「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」に占められています。
2019年6月現在、日本のユネスコエコパークの登録件数は10件あり、「甲武信」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」、「志賀高原」、「白山」、「屋久島・口永良部島」、「綾」、「みなかみ」、「祖母・傾・大崩」、「只見」及び「南アルプス」が登録されています。
大台町は世界が認めた貴重な自然資源の宝庫であり、町を挙げて、自然と人間の持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
町の基幹産業は、西部地域が林業・東部地域がお茶です。
大台町のお茶は全国茶品評会で幾度も優秀な成績を収めており、葉肉が厚く三煎目でもコクと香りを失わないのが特徴です。
大台茶を始め、地元産の新鮮な食材・特産品を直売する「道の駅 奥伊勢おおだい」では、町内外から多くの方々が訪れ大変な賑わいを見せています。
林業は主要な産業のひとつで、森林組合を始め第3セクター方式の林業会社や林業事業体がいくつもあります。
トヨタ自動車が当地の山林を所有し、林業に関わりだしたことも当町の山林が優秀な証明です。
伊勢茶(大台茶)栽培地のひとつ。江戸時代以来高品質で知られ、1975年(昭和50年)には「皇室献上茶」に指定された。
宮川流域は河岸段丘が発達し水はけのよい段丘面や丘陵地が広がり、肥沃な黒ボク土に恵まれ、霧・靄(もや)の発生する山間地であることが茶栽培の利点となっている特に栃原地区で栽培が盛んである。
山間部であるため山菜が多く採れ、1972年(昭和47年)に過疎地域農村パイロット事業として加工場を建設して、生産振興を図っています。
生産量の8割が山ブキで、ワラビ・ゼンマイ・タケノコ・イタドリなども生産し、三重県内を中心に京阪神にも出荷されています。
2010年(平成22年)より町当局がユズ栽培を奨励し、2019年(平成31年)3月に地域ブランド「奥伊勢ゆず」を立ち上げた。
同年の出荷量は15トンで、町内には1,870本のユズの木があります。
多気郡大台町の不用品回収の傾向
大台町の人口は約9,000人、世帯数はおよそ4,100となっており、年齢別にみると65歳以上の高齢者人口が1番多く、次いで40歳~64歳までの生産年齢人口が多い地域となっています。
そのため、大台町から依頼される不用品回収の傾向としては、高齢者世帯では不用品を中々片づけられずにゴミ屋敷と化してしまった部屋の大量の不用品の回収依頼や、ファミリー世帯からは自宅から搬出するのが難しい冷蔵庫、洗濯機などのリサイクルを必要とする大型家電やソファ、ベッドなどといった大型家具の不用品回収の依頼を頂戴しております。
大台町における家庭ごみは、ごみの種類によって分けられた指定ごみ袋を使用し、収集日にしっかりと分別した上で、午前8時までに最寄りのごみステーションに出せば回収してくれます。
大台町にお住いの方で、処分したいものがどの区分のゴミなのか分からない方は、こちらの
50音別ごみ一覧表をご覧ください。
また、大台町のゴミの収集日を確認したい方は、ごみ収集カレンダーよりお住まいの地区を選択してご確認ください。