相楽郡和束町は、京都府の南東部に位置する人口約4,400人が暮らす地域です。和束川沿いに市街地があり、町内には鉄道が走っていません。人口の減少から学校の統廃合が進む現在では、相楽東部広域連合立和束小学校と相楽東部広域連合立和束中学校の2校のみとなっています。
相楽郡和束町の特産品は、お茶、松茸、トマトがあり、なかでもお茶は、全国でも主要な産地の一つです。和束町で栽培される「和束茶」は、問屋を通すと「宇治茶」として出回ります。そのため、和束茶の名はあまり知られていません。
朝晩の気温差が激しいこと、和束川からの朝霧が発生しやすいことから、町でお茶の栽培が盛んになりました。2000年代後半からは、お茶農家それぞれに栽培された和束茶をブランド化し、見た目も味わいも異なるお茶が作られています。
和束町の茶研究施設「和束茶カフェ」では、お茶だけでなく地元の主婦によるお茶の佃煮やスイーツが販売されています。和束町の茶畑は、桃源郷ならぬ茶源郷ともいわれ、美しい緑の景色が広がる景観はまさに圧巻です。剪定された畑が整然と広がる様子を町中の至るところで観ることができます。
石寺の茶畑、白栖(シラス)・撰原(エリハラ)の茶畑、原山の茶畑、釜塚の茶畑などがあり、お茶やお茶菓子を提供するカフェが点在しているので、お散歩にも最適です。
相楽郡和束町のイベントとして、お子さんから大人の方まで楽しめる茶源郷まるしぇや抹茶のワークショップが定期的に開催されています。その他、菅原道真にまつわる和束天満宮、和束川を覗き込むようにたたずむ石仏の弥勒磨崖仏、樹齢1300年以上で京都府指定の天然記念物でもある八坂の大杉が有名です。
相楽郡和束町の不用品回収の傾向
和束町は、お茶にまつわる仕事と観光業が主な産業で、町民の過半数がお茶の仕事に携わっています。様々な年代の人が住んでいるため、家具・家電から不用品まで、ゴミの種類も様々です。
集合住宅よりも戸建てが多く、ストックゴミの整理依頼も多いです。また、自力では片付けきれない大きなゴミや、先祖代々よりの遺品整理等のご相談も多く頂戴しております。