双葉郡広野町は福島県の南部にあり、東側で太平洋に面した町です。太平洋の影響で冬に雪があまり降らず、比較的温暖です。面積は58.69㎢で、5,408人2,895世帯が住んでいます。（2020年10月1日現在）
北迫川や浅見川、折木川といった川が流れその周辺に肥沃な土地が広がり、農業が盛んです。米作を中心に「キャロル10」という品種の風味のあるミニトマトやトウモロコシ、そばを生産しています。
近年は温州みかんも生産量が増え、太平洋を臨む丘陵地にはミカンの実をつけた木が並びます。生のミカンだけではなく、ミカンを使ったオリジナルスイーツも人気。ゼリーやタルト、サンドイッチ、ミカン大福などミカンの収穫時期になると町内だけではなくいわき市でも販売されます。
高原が広がる広野町では、畜産も盛んです。良質な霜降り肉が取れる黒毛和牛「福島牛」を生産しています。また花の栽培も増えて30年前に鉢植えのシクラメン栽培を皮切りに、現在ではスイートピーリンドウを出荷しています。シイタケ栽培、ニジマス漁も盛んで、海の幸・山の幸が豊富です。
広野町は交通アクセスが良好です。町内にはJR常磐線が通っておりJR広野町駅から東京駅まで3時間20分、仙台駅まで1時間45分でアクセスできます。車での移動もスムーズで広野インターチェンジで常磐自動車道が利用できます。参考：広野町のアクセス（広野町公式サイト）
双葉郡広野町の不用品回収の傾向
双葉郡広野町は、自然豊かで交通の便も良いためファミリー世帯が多く住んできます。そのため、大型の電化製品や家具類が不用品として多く排出される傾向です。
しかし広野町では粗大ごみの戸別回収をしておらず、処理施設まで運び込まなくてはいけません。ご自分で運び込めない場合は、運搬業者に委託することが推奨されています。ただし、処理施設には持ち込めないものも多く、急に引っ越しなどで片付ける必要がある場合に困っている方も多いようです。
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